2025年12月22日、小岩作業所にて防災訓練を実施しました。
今年も小岩消防署の署員の方に来ていただき、指導を受けながら一連の訓練を行うことができました。
首都直下型の大地震が起きた想定で訓練を行いました。
・揺れがあった際は机の下に隠れる、署員様から机の脚を持つことで安定すると指導を受けました。
・作業机に備えてある組み立て式ヘルメットの着用の実践。
・出火防止のためにガス栓を閉める、ブレーカーを落とす。
・出火した際の通報訓練、これは署員様にその場で応じてもらい、より分かりやすい訓練ができました。
・職員が誘導して所外へ出て、全員いることを確認し避難所に向かう避難訓練。

・近隣の公園での消火器を使用した消火訓練。


消防署から水の出る消火器をお借りし、消火の流れを確認しました。
火ではなく燃えている物自体を狙うことを教わりました。

・署員様から防災講座を受けることができました。

火事があったら無理に消化せず逃げることをまず考える事、
火事が起こっている部屋のドアを閉めて逃げれば延焼を抑えられることなどを教わりました。

訓練終了後、自ら「困った」となかなか伝えられない障害のある方が、普段から身につけておくことで、周囲の配慮や手助けをお願いしやすくするヘルプカードを配布しました。
わかりやすく記入でき、持ちやすい名刺サイズに折りたためますので記事をご覧の皆様も以下の江戸川区HPからダウンロードしてみてください。
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e041/kenko/fukushikaigo/shogaisha/kenriyogo/helpcard.html
通所中、災害により帰宅が困難になった場合に数日程度作業所に留まれる食料・水・トイレ等の備蓄品があることも説明しました。
小岩作業所、小岩第二作業所で定期的に防災訓練を行うことで、ご利用者の皆さまに安心して通所してもらう事、日常生活でも防災意識を高めてもらう事に繋がればと思います。
いつ起こるかわからない自然災害に向けて効果的な防災訓練ができるよう、今後も防災情報を収集、作業所に合った訓練方法を検討していきます。
